日本サウンドスケープ協会は、今年度より「研究発表会」のなかに、従来の発表セッションに加えて、音響・映像資料の視聴により重きを置いた新たな発表セッションを新設することにしました。
これは従来の文章や口頭にのみよる論説だけでなく、文字や言葉だけでは伝えきれない現場の映像、フィールド録音、音や映像によるドキュメンタリー等による活動報告も、学術の新たな領域を探求するうえで重要であるとの認識に基づくものです。
また、会場の熊本大学との協力のもと、同大学キャンパス内にある国指定重要文化財「熊本大学工学部研究資料館」を利用した「スペシャルセッション」を企画実施することになりました。
つきましては、今年度の研究発表会は、熊本大学五高記念館、熊本大学工学部研究資料館との共催で、下記の通り実施します。
日時:2011年11月11日(金)夕刻、11月12日(土)
会場:熊本大学工学部
http://www.eng.kumamoto-u.ac.jp/faculty/faculty08.html
内容:スペシャルセッション「近代化遺産と音」(11日)
研究発表会(12日)
交歓会・懇親会:発表終了後、同会場で研究交流会を行います。また、懇親会(予算は4,000円程度)も予定しています。ぜひご参加ください。
参加方法: 会員の方は、案内書(別途郵送)に同封の葉書に必要事項をご記入の上、11月3日(木)までにご返送ください。会員以外の方で参加をご希望の場合は、お名前と連絡先、および参加項目(スペシャルセッション、研究発表会、研究交流会、懇親会)をメールに記してお問い合わせください。
参加費:会員・非会員ともに無料ですが、論文集の販売を予定しています。
連絡先:日本サウンドスケープ協会事務局
〒150−8366 東京都渋谷区渋谷4−4−25
青山学院大学総合文化政策学部 鳥越研究室(担当:松田)
電話:03-3409-6346 メール:office※saj.gr.jp(※を@に置き換えてください)
プログラム:
■スペシャルセッション「近代化遺産と音」
日時:11月11日(金) 午後6時半開演、午後7時半頃終演予定
(午後6時会場。開演まで映像作品上映の予定)
会場:熊本大学工学部・研究資料館
内容:トークとマルチメディアプレゼンテーション
「産業遺産からいま(現代)を考える〜軍艦島、万田坑等、注目される産業遺産〜」
出演:西田信之(NPO法人J-heritage顧問)
■研究発表会
日時:11月12日(土) 午前9時30分〜
会場:五高記念館化学実験場階段教室(午前)、および工学部百周年記念館(午後)
9:15 受付
9:30 開会
9:40 セッション1開始
9:40 辻本香子「現代都市における音響再生装置を用いた個人の音環境構築―香港の若者がもつ携帯電話のデータを通して」
10:10 齊藤宗英、迫田一晃、川井敬二「室内吸音による保育空間の喧噪感の緩和効果に関する現場実験」
10:40 久野和宏「オトのルーツを尋ねて」
11:10 セッション1終了、セッション2(午前の部)開始
11:10 大谷英児「ヒメハルゼミ鳴音の超音波録音」(30分)
11:40 セッション2(午前の部)終了
五高記念館見学
(昼食)
会場を工学部百周年記念館に移動
13:10 セッション2(午後の部)開始
13:10 鈴木秀樹「小学生が音を聴く」(30分)
13:45 兼古勝史「効果音の違いを考える―ジブリ映画の日・米版の比較を中心に」(40分)
14:35 柳沢英輔「ゴング調律師が創る音風景―ベトナム中部高原の事例から」(50分)
15:25 (休憩15分)
15:40 村田武之「ラジオ音源のアーカイブ化―戦艦大和の砲声から」(45分)
16:30 須之内元洋、大黒淳一「デジタルアーカイブを核としたサウンドスケープ活動
―"43d: World Sound Mix"の創作をめぐって」(40分)
17:10 セッション2(午後の部)終了
17:10 研究交流会
18:00 閉会